SKY-OUTPUT

メーカー子会社勤務のSEがガジェットレビューや仕事で学んだこと、ライフスタイルについて書くブログ。システム開発関係の記事では丁寧に解説していきます。最近はバッチばかり作ってる。

zipを解凍するバッチ

今の仕事でダウンロードしたDLLを解凍する作業があります。

過去の記事でファイルのダウンロードを自動化出来たので、DLLを解凍する作業も自動化しました。

ファイルダウンロードバッチと組み合わせることで、DLLのダウンロードから解凍までを自動化出来ます。

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今回作ったバッチはJAVAを使用し、環境変数でJAVA_HOMEが設定してあることが前提となります。

出来ればWindows標準のコマンドだけで解凍を実現したかったので、他に良い処理が見つかればソースコードを修正し、記事を更新します。

 

ソースコード

@echo off
setlocal
echo 本バッチは環境変数にJAVA_HOMEを設定している必要があります。 rem 解凍したいzipファイルを指定する set ZIP_FILE=%CD%\temp.zip rem zipを解凍する set JAVA_HOME jar -xvf %ZIP_FILE% pause exit

※サンプルとして、カレントディレクトリ配下にあるtemp.zipという名のzipファイルを解凍する処理内容となっております。 

 

解説

Javaをインストールしていないと使用できません。

SET JAVA_HOMEのコマンドでJavaのライブラリコマンドを使用できるようになります。このコマンドを実施しないと、後のjarコマンドでエラーとなります。

jarコマンドに-xvfオプションを付けることで解凍が出来るようになります。

jarコマンドの第一引数には、解凍したいファイルを指定します。

変数ZIP_FILEの内容を変更することで解凍できるzipファイルを変更することが出来ます。

 

更新履歴

2019年5月6日:初版